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D-ダーク・ロード1

久々のDです。
新シリーズになったわけですが、今回のDは…ギャグ満載!?(失礼)
Dの噂してる横から「呼んだか?」なんて言って現れたり、テーブルで食事を共にしたり、
普段のDを知ってる人なら信じられない!って叫んだことでしょう。
また前回があの重苦しい内容だっただけに、この急展開(?)にはビックリ。
どんな心境の変化があったのやら…。

今回のDは、辺境に生きる様々な人たちの人間模様を描いている。

①犠牲者
今までも血を吸われた人は何度も登場してきたけど、それは個人レベルの話。
それが大規模な集団になるとどうなるのか。
犠牲者は当然、完全な吸血鬼になることはできません。
が、血を吸いたくなる性は引き継いでしまいます。これが厄介なのよね。
村によって犠牲者の扱いは様々でしたが、村人の大半が犠牲者となると、話が変わってきます。
犠牲者として何とか生き延びていくのです。たとえ自分や仲間の血を吸ってでも…。
これぞ犠牲者のコミュニティ
このまま他の人間を犠牲にすることなく、ひっそりと生きていければ良いのです。

②輸送屋たち
ハンター以外でも、こんなに命はった仕事があるなんて知らなかった!
辺境の村々に物資を届けるのが仕事ですが、行く手には幼物が待ち受けていたり、強盗にあったり…。
それでも彼らは生きがいにして頑張ってる。

今回出てくる3人の輸送屋たちはそれぞれ個性があって、生き生きとしてます。
・頼りになるリーダー格のジューク。
・背景にある悲しい過去とは裏腹に、精一杯職務を全うするゴルドー。
・貴族の歴史に興味を持つインテリのセルゲイ。
三者三様の性格と、それを活かした絡みが絶妙です。

そんな輸送屋に、Dは弟子入りお手伝いをします。
それには事情があるのですが、実際に読んでみてください。
Dは何やらせてもこなせちゃうんだね~(笑)

ここまで書いて、ヒロインは?となるところですが、今回のヒロインのロザリアは犠牲者です。
明るい性格で、家庭的で、男だらけの旅に程よいエッセンスを加えているのですが、
犠牲者なので一筋縄ではいかないでしょうね~。

神祖に告ぐナンバー2の貴族、ギャスケル将軍の復活も噂されてるのに、
今回のDは何故かいつもよりお茶目で笑えます。笑ってる場合じゃないんだけど;
今後の展開が楽しみです。

私も一生懸命生きてる人の描写が好きです。
どんな立場、どんな仕事であれ。
そんな人たちをもっとたくさん見てみたい。


何処かで光る風車
それに当たれば別の風
運ぶ香りは歌になり
春の里へと駆けつける
大事な人の耳にだけ

↑作中に出てくるのですが、なんかお芝居のポスターになりそうな歌じゃないですか!?


D-ダーク・ロード 1 新版 (朝日文庫 き 18-17 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 11)

D-ダーク・ロード 1 新版 (朝日文庫 き 18-17 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 11)

  • 作者: 菊地 秀行
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 文庫


かつて、南部辺境区で最悪最凶の貴族として恐れられたギャスケル将軍の領地に、Dはさしかかっていた。
途中、犠牲者の村の生き残りのロザリアを拾ったり、輸送隊のメンバーと行を供にしたりするが、行く先々で、水死人の攻撃、人間消滅など、あまりにも怪異な出来事が連続してDを襲う。
すべては、陽光の下で処刑されたはずのギャスケルの存在を暗示していた。
果たして、彼は蘇えったのか。
それは――何故!?
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コメント 2

銭湯士

バンパイアハンターDシリーズ、昔ちょっと読んでました。
あらためて続きを読もうと思ったときに、どの巻まで読んだか分からなかったのですが、
ブログのあらすじが参考になりました。ありがとうございました。
ダークロード、図書館で借りて読みます。
買わずに借りて読むのですぐにどこまで読んだか忘れてしまうんですよね~(泣)
by 銭湯士 (2010-06-13 21:50) 

砂羅

>銭湯士さん

お役に立てて何よりです。
ここまでシリーズが長いと、どこまで読んだかわからなくなりますよね。
私も読み返しながら整理してます(笑)
by 砂羅 (2010-07-16 19:12) 

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