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ホタルノヒカリ 12

前巻から突然現れたミニスカ女、葵。
彼女は夫に先立たれ、一人娘を育てるシングルマザーですが、
その亡くなった旦那さんが、部長の学生時代からの親友だった!!
部長と家を取られるのではないか、と思った蛍は、
葵のことを「女狐」として警戒する。

何でもテキパキとこなす葵は、蛍のスキを容赦なくついてくる。
「子供」も「亡くなった友人の放っておけない妻」という立場も、
彼女の持てる武器として、それはもう鮮やかなやり方で。
そうやって欲しいものは何でも手に入れてきた。
言わば、蛍とは目的意識が違うという。

それはそうと、いつになく敵対意識を持つ蛍。
普通なら他人のことなんて気にしないのにね。
それは猫が自分のなわばりに他の猫を入れたくないのと
似たような感覚なのかな?とも思ったけど、それだけじゃないいよね…。
私も部長と蛍の間には誰も入ってほしくない。
だって部長と蛍の水入らず(?)の出張なんか、
二人にしか出せない雰囲気だったよ。
久々にいつもの蛍と部長が見られて、何故かほっとしました。

恋人でもなく、家族でもない、この関係。
かといって、もはやただの上司と部下でもない、
名付けようのない関係。
葵はそんなのズルイ!って言い放った。
そして真っ向から勝負を挑んだわけだけど、その結果は…!?
ここには書きませんが、思わずキュンとしちゃったよ。

また、葵は娘の父親が欲しくて、部長に近づいた。
そんなこと、部長にはバレバレだった。
無理してふっきったりしなくてもいい。
娘は父親が欲しかったわけではない。
母だけでも十分なのに。

えてしてそんなもんですよね。
母親が思うほど、子供は父親を望んでない。
むしろ望んでいるのは、母親自身だったりする。
だけど、この娘すみれは、3歳児とは思えないオマセさんでして。
自分を犠牲にしてでも母親の幸せを願っていたという。
葵みたいに「こうじゃなきゃ!」って意識があるお母さんであるほど、
子供は自己犠牲になる傾向が高くなる気がする。
誰が教えたわけじゃないけど察するんだよね。母親の張り詰めた空気を。

ガチガチの目標かかげて生きていくよりも、
蛍みたいにある程度のユルさを持っていた方が、
生きやすいと思うよ、なんてね。

さて、葵の件も落着しますが、蛍がついに…!?
ここからテンションあがっちゃいますが、続きはまた次巻。



ホタル ノ ヒカリ(12) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(12) (KC KISS)

  • 作者: ひうら さとる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/12
  • メディア: コミック


あらすじを読む


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魔王

とある兄弟の、勇気の物語。
「魔王」と「呼吸」という、対となる2編の物語から構成されています。
どちらも現代社会ととてもよく似た背景となっていて、
状況を把握しやすく、考えさせられる内容でした。


魔王

主人公の安藤は、安藤は、とっても考えすぎな性格なのです。
学生時代から、ちょっとしたことでもすぐに考察したがる。
心の中の口癖は「考えろ考えろマクガイバー」と言うほど。
マクガイバーというのは「冒険野郎マクガイバー」のことで、
実際の海外ドラマで放送されていたそうですね。
マクガイバーは、身近な物を武器にして戦う。
その主人公がよく困難医ぶつかると、自分に言い聞かせる台詞でした。
考察ばかりしてるのは、私も同じかもしれないけどね。

そんな安藤は、ある日とても奇妙な力を手に入れる。
それは超能力と呼べるものではないのかもしれないが。

安藤が乗る電車にたまたま乗り合わせた老人。
手すりにつかまって危なげに立っていたのだが、
誰から席を譲られることもなく、
あろうことか近くの席が空いたところ、若者に座られてしまった。
すると老人がいきなり、威勢の良い台詞を吐いた。
それはまさに、安藤が想像した通りの台詞だった。

これは偶然ではないのか。
だけど、同じことがまた起きる。
それは、安藤の会社で、古株の先輩の平田さんが課長に怒鳴られている時だった。
今まではそんなことなかったのだが、
その時は平田さんが課長に反撃の言葉を浴びせた。
それもまさに、安藤が想像した通りの言葉だった。

こうなると、さすがに偶然では片付けられない。
安藤はこの力を「腹話術」と名付け、
いろんな条件で考察することに。

その結果、腹話術を成功させるには、
喋らせる相手の姿を見る必要があるらしく、
距離については、安藤の歩幅で30歩程度の距離が腹話術の有効範囲のようだ。
人間以外の動物には、言葉を喋らせることができない以上、検証不可能だった。
また、喋らせるだけでなく、心の中で口ずさんだ歌を歌わせることもできるらしい。
ただし、テレビ画面越しには相手を喋らせることができない。

実質、10年以上前の作品なのですが、
「衆議院解散!」とか「憲法改正!」なんて叫ばれていて、
まるで今の社会をうつしているのかと思いました。
とはいえ、この作品は、決して政治についてとやかく言うものではなく、
現代社会とよく似た社会観を表現するためのツールに過ぎないのですが。
あまりにも今の現実の社会と酷似していて、まるで予言かと思ったくらい。
それはきっと、10年以上も前から、現実社会が行き詰っていることを意味しているのではないかと。
ちょうどその頃は、総理大臣がコロコロ変わる時代で、
誰がリーダーやっても変わらない、なんて思ってた。
今もそうなのかもしれない。

でも、この作品には、ヒーロー然としたリーダーが現れる。
まだ野党である「未来党」の党首の犬養。
39歳の若さだが、威勢のいい発言をするなど、
「この人ならどうにかしてくれそうだ!」と、
多くの国民が期待していた。
ところが、安藤は犬養をムッソリーニに似ている、という。
そこから日本がまたファシズムに向かっていくのかもしれない、
と危惧している。

ファシズムとは、ざっくり言うと「統一していること」。
だけれども、行き過ぎた整列や統制は、時に気味が悪い。
たとえばスイカの種並び。綺麗に整列してたら鳥肌が立つ。
すべての意思がある方向に統一されるのは、あまりにも不自然だ。

それは、ロックバンドのライブに集まる聴衆に対しても、同じ感覚を味わうことができる。
それが、群集心理のおぞましさ。。
人が殺人を実行するのに一番多い要因は「命令されたから」。
そしてその命令を実行することに、集団がサポートする。
集団は罪の意識を軽くする。

たかが、スイカの種並びやライブの聴衆から、
どうしてそこまで考える!?と思ってしまうのですが、
それが安藤なのです。

確かに現代人は、テレビやインターネットから得られる情報を眺め、
ただ漫然と生きている。
その情報はもはや、真実か嘘かなんて知ろうともしない。
それは、かつての日本人が、
「何もかもアメリカが悪い」と毛嫌いしていたのと同じではないか。
現にこの作品でもそんな批判的な風潮が広まり、
帰化申請して日本人となったアンダーソンの家が放火されるなんて、
悲しい事件も起きた。
それても健気に生きてる彼には好感というより尊敬の念がわいた。

「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決していけば」
そうすれば、世界は変わる。
大事なのは世界が変わるかどうかなんかじゃなく、
それくらいの意気込みで生きていくこと。

安藤は手にした(?)腹話術の力を使って、大きな流れに精一杯あがこうとする。
しかし、そういう力には副作用というか代償がつきもの。
果たして…?

そういえばドゥーチェのマスターが出したカクテルが「グラスホッパー」だった。
伊坂作品のファンなら、同名の小説を真っ先に思い出すでしょう。
これは偶然なのでしょうか。
トノサマバッタは密集したところで育つと「群衆相」と呼ばれるタイプになる。
人間も同じではないか?
そんなマスターは、群衆が好きだと言った。
人間に限らず、大勢が集まって、行動を起こすというのに惹かれるらしい。

他作品との重要なリンクは他にもあって、
安藤の会社のパソコンが壊れ、修理を依頼した男が、
資材管理部の千葉という者だった。
〇〇部の千葉っていえば、伊坂作品の読者ならすぐわかるはず!
「死神の精度」の千葉だ!!ということは…!?
と、千葉の登場で、不穏になりながら読み進めました。

それから、安藤が同僚の満智子さんと一緒に飲んだ居酒屋の「天々」。
この店名にも聞き覚えがあるなと思っていたら、やっぱり別作品に出てきてました!
「チルドレン」で家裁調査官の陣内が、人事異動が決まった後輩の武藤を、
「行きたい店がある」と言って連れて行った。
そのお店には、「アキラ君」という、陣内が担当していた少年がバイトしていた店だ。
まぁ、安藤曰く全国チェーンのお店だそうなので、
全く同じ店舗とは限らないですがね。

ところで、犬養が愛読しているだと公言する宮沢賢治の作品。
多くの作品が引用されているのですが、詩も多く残していたりするのです。
まぁ「雨ニモ負ケズ」はあまりにも有名ですが、そういう牧歌的なものではなく、
もっと未来にビジョンを持ったような、思想的なものもあって、
そんな詞が引用されていました。
この圧倒的な言葉のエネルギーには惹き付けられる。
以前、別の作品ですが、声優の桑島法子さんが朗読されているのを聞いたことがあり、
宮沢賢治の言葉に惹きこまれた感覚を思い出しました。
それにしても、「注文の多い料理店」をファシズムと結びつける安藤の発想には驚きました。
宮沢賢治、じっくり読んでみたいな。


呼吸
兄が亡くなってから5年後、弟の潤也が主人公。
語り手は潤也と結婚した詩織になります。

潤也は兄とはまるで正反対で、考えない。
だけど、記憶力と直感の鋭さは、兄より遥かに上だと、生前の兄が認めたほど。
兄は、こうも言っていた。
潤也はよく弱音を吐くけど、それは心配ない。
強がって頑固な人ほど、何かのきっかけで倒れてしまうから、
潤也みたいに弱音を吐く方が強いと思う。
この感じ、何だかすごくよくわかる。
そういう意味で、兄は潤也に一目置いていた。
「魔王」は潤也ではないか?

潤也の両親は、兄弟が幼い頃に交通事故でいっぺんに亡くしていた。
それ以来、兄弟で支え合って生きてきたので、兄の死はさぞかしこたえたでしょう。
案の定、潤也は弱音をたくさん吐いた。
でも今はどうにか立ち直っている。

兄の死から5年、潤也と詩織が結婚してから3年になるが、
二人は東京を離れ、仙台で暮らしていた。
潤也が言い出したことではあるが、一応、潤也の仕事の関係でってことになるのかな。
何の仕事かというと、「環境に関する調査」。

兄の死後から二人やあらゆるメディアの情報から目を逸らし、耳を塞いで、
それがきっかけでテレビも新聞もネットも見なくなった。
だから、政治がどうなっているのかも知らない。
あれから未来党は躍進し、犬養は首相となっていた。
そして、憲法改正に関する国民投票が来月行われる。

私も政治に関心があるとはとても言い難いのですが、
投票にも数えるほどしか行ったことがない。
それは、誰を選んだらよいかわからないから。
それを潤也の兄は、「若者が国に誇りを持てないのは、大人が醜いからだ」と考察した。
テレビで流れる嘘だとか、くだらない答弁だとかを聞いてると、確かにねって思ったり。
そんなことより、家のこととか、仕事のこととか、
目の前の自分の問題でいっぱいいっぱいだよ。
「世界とか環境とか大きいことを悩んだり、憂慮する人は、
よっぽど暇で余裕のある人なのかもしれない。」
とは、詩織の職場の同僚の蜜代の台詞ですが、
その中で「小説家とか…余裕があるから、偉そうなことを考える」なんて、
伊坂さんなりの自虐ネタで、クスッとしました。

この作品、政治の話とか興味のない人には、むしろ苦痛になるかもしれない。
だけど、骨子はそこではないので、そんなに堅苦しく読む必要はないのです。

テレビを見なくなった二人は、本を読んで過ごすことにした。
食卓に向かい合って、潤也の兄が残していったたくさんの本を読む。
この情報社会であり得ないことかもしれないけど、
何だかこういうのすごくいいなぁって思ってしまった。

さて、潤也には兄の腹話術のようなことはできなかったが、
別の力?がありました。

兄が亡くなってから、潤也の運が良くなり始めた。
特にじゃんけんに至っては、詩織に一度も負けたことがない。
潤也曰く、相手が何を出すか予知できるわけでなく、
出したいものを出すと勝ってしまうらしい。
投げたコインの裏表を当てるのも同様。

そこで、どれくらいついているのか実験するため、
競馬場に行くことにした。
すると、最初の第二レースは外したものの、
第三レースから単勝を買うと、第八レースまで当たり続けた。

潤也たちは儲けるためにやったわけではないが、
単勝でもこつこつと稼いでいけば大金になる。
そこで、潤也は兄のこんな話を思い出した。
紙を25回くらい折り畳んでいくと、富士山くらいの厚みになるらしい。
実際に折り畳むのは物理的に難しいけど、計算上はそうなるらしい。
計算弱いので試していないですが、倍々にどんどん増えていく怖さを悟った。
この「倍々に増えていく怖さ」というのは、
「魔王」で語られていた「群衆の恐ろしさ」にもつながるものじゃないかと思われる。

ところで、潤也の仕事である環境調査とは、具体的には「猛禽類の定点調査」。
例えば、山を削るような大きな道路工事をするようなときに、
そこに棲む野生動物にどれくらい影響を与えるのか、調査をする。
何時間も待ちぼうけになったりして大変さはあるだろうけど、
この現代社会で、空をぼうっと眺めていられる仕事は、ある意味うらやましいなぁと思った。
それは、政治とか事件とか関係なく、平和な時間なんだな、って思える。

ムッソリーニの最後は、恋人のクラレッタと一緒に銃殺されて、
死体は広場に晒されたらしい。
群衆がその死体に唾を吐いたり、叩いたりしているうちに、
死体が逆さに吊るされると、クラレッタのスカートがめくれてしまった。
大喜びする群衆の中、一人、スカートがめくれないようにしてあげた人がいたらしい。
実話かどうかはわからないけど。
潤也たちはそういう人間になれるのかもしれない。
「大きな洪水は止められなくても、その中でも大事なことは忘れないような人間」。
これは、潤也の兄が生前願っていたことなんじゃないか、と。

兄は逃げなかった。逃げずに対決した。
それは、勇気のなせる業だ。
そのための何が力になるかはわからないけど。
お金なんかはそのわかりやすい例かもしれない。
確かに、お金があれば、自分のやりたいことができる。
お金は勇気すら買えるのかもしれない、とすら思ってしまう。

すぐ弱音を吐いてしまう潤也から、こんな勇ましい言葉が出るとは。
いや、もともとしぶとさを持ち合わせていたのかもしれない。

最後に、私の一番お気に入りのエピソードを抜粋。
潤也はごきぶりのことを「せせらぎ」と優しい音の名前で呼ぶことにしている。
それは、ごきぶりが嫌われるのは名前が良くないという、潤也の理屈から。
こんな言霊みたいなことで、ごきぶりに立ち向かえるのかな、って思うのですが、
これもある種の勇気で、言葉は勇気に与える力ですよね。


この作品の難しいのは、
群衆の怖さを訴えていた安藤が亡くなってしまったり、
詩織が国民投票で〇を書いて投票したり、
今までの勧善懲悪の伊坂作品の読者にとってはモヤモヤが残り、
困惑するポイントだったかと思います。
かく言う私も若干そうなのかも。
でも最後には潤也と詩織のブレの無さが、ほっとさせてくれました。
今までと違う読了感を味わいたい方は是非。



魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/12
  • メディア: 文庫


あらすじを読む


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FUNKAHOLiC

タイトルは「ファンク中毒」。
スガさんが長らく関わってきたアニメ作品「xxxHOLiC」ともかけられてる気がします。

バナナの国の黄色い戦争
頭の中がバナナに占領されてしまう…。
エグイ曲です。

NOBODY KNOWS
アニメ「xxxHOLiC◆継」のオープニングテーマでした。
公衆トイレの落書きをヒントにして詞が書かれたそうです。
まるで「チルドレン」の陣内みたい!
スガさんならやりそうです。

POP MUSIC
軽快なポップだとしても、そこに辛辣な歌詞をのせる。
ロックだと思いの丈をのせがちだけど、
スガさんに場合は、軽快なポップでもそれをやる。
リアルに伝えたい本音をのせるから、
サラッと聞けそうだけど聞き流せない。
そのギャップがいい。

プラネタリウム
都会の街の夜空。
本当は星なんか見えないけど、プラネタリウムのように感じる。
すごくピュアな発想だなと思いつつ、
その反面どこか自分が汚れているのではないか、という気持ちもにじませる。

Call My Name
これはかなりストレートで生々しい歌詞。
綺麗事じゃなく、生々しいリアリティを綴るのは、
スガさんの得意なところだと思う。

FUNKAHOLiC
前の曲から繋がって始まり、同じリズムなので、
注意してないと聞き流してしまう。
このゆるく独特な流れに、自然と身体がのっていってしまう、
そんな心地よさがファンクなのでしょう。
スガさんの曲を聞くまで、ファンクというジャンルに出会うことはなかったです。

フォノスコープ
いろんな情報が耳に入ってきてしまう時代で、
本当に必要な話だけが、自分に届いてほしい。
「耳打ち」って言葉がすごく響くなぁって思いました。

潔癖
いかにも神経質そうな、ざわっと肌が粟立つ感じ。
こんな神経質だったら疲れるだろうに…。
私は全く潔癖ではないのですが、
気付くと眉間にシワが寄っていたりして、
どこか神経質な部分が顔を出します。
イヤなんだけどな。

13階のエレベーター
エレベーターの中の妙に張り詰めた空気感が苦手。
何かしたいわけじゃないけど、どうもあの間が苦手。
エスカレーターがあればいいんだけど、
どうしてもエレベーターしかない時は、
できれば誰も乗ってこないで~って思いながら乗ってる。

コノユビトマレ
この曲には救われた!
自分のことあまり好きじゃないけど、
無理に変わろうとしなくていいんだよね。
きっと同じことを思ってる人が他にもいるんだなぁ。
もう理想とか居場所とか、そういうのにこだわるのやめた。

sofa
当たり前のようにそこに座っていた人がいなくなって、
ソファだけが残されて…ってとても寂しい情景が浮かんでくる。
こういうリアリティの表現がたまらないですね。

宇宙
もしも宇宙に一人だけ放り出されてしまったら…
なんて、どれだけ心配性なんだよ、と思いつつ、
そんな映画ありましたよね。
だいたいの人が宇宙旅行に行けるかな?ってワクワクしながら、
帰ってこられるかの心配してる人って、そんなにいない気がする。
私は臆病なので、宇宙旅行なんて無理かなぁ。



FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)

FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: CD


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A COMPLETE~ALL SINGLES~

デビュー10周年を記念して発売されたベストアルバム。
正式には「シングル・コレクション・アルバム」となるようで、
その通り、全てのシングルが時系列で網羅されています。
ボーナストラックとして「Who...」の新録音バージョンも収録。
この曲は節目節目に新録音されたものが発表されているので、
聞き比べてみると面白いです。

当時の最新シングル「Mirrorcle World」は、アルバム初収録。
デビュー10周年記念シングルとして、デビュー日に発売されたシングルですが、
前アルバム「GUILTY」収録の「Mirror」を、
ワンコーラスからフルコーラスにアレンジしたものです。

CDだけでも3枚組の大ボリュームで、あゆの歴史を感じます。

DVDには、2003年5月27日に行われたTAライブツアーの模様と、
2002年から2007年にかけてのa-nationの模様が収録されています。
TAライブツアーはZEPP TOKYOで行われたもので、
こういうライブハウスでの規模というのは珍しいかも。
あゆといえば派手な舞台装置と演出で、大きな会場のイメージが強いですが、
限られたFCメンバー向けということもあり、こういう距離感は新鮮でした。
また、毎夏恒例のa-nationが一気に見れて、これはテンションあがる!!



A COMPLETE ~ALL SINGLES~

A COMPLETE ~ALL SINGLES~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: CD


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オンリー シルバー フィッシュ

西田さんがミステリーに挑む!
いかにもな「洋館」を舞台にした2編の極上ミステリ。

「ONLY SILVER FISH」
舞台は一本橋を超えた先にある洋館。
いかにもな設定が用意されています。
そこに、これまたいかにもな執事がいて、
案内されて入ってくるマシュー。
クリスティ財団の跡取りです。
ミステリでクリスティと言えば…
かの「アガサ・クリスティ」!!
彼はその孫というわけ。

さて、マシューがこの洋館で何をしようかといえば、
婚約者のエミリーと結婚パーティーをしようというわけです。
お互いの大切な友人を招待して。

幸せいっぱおの場所に、突然不吉な招待状が届く。
「幸せのサインを始めた瞬間、一人ずついなくなる…。
アガサが書いたであろう物語のように…続ければ…誰もいなくなる」
ここから物語に、不穏な空気が流れ始めます。

そして、いざ婚姻届にサインをした時に、
執事のパーカーがいなくなった!!
物語は招待状に書かれるままに進んでいく。
果たしてこれは、誰が何のためにやったことなのか!?

もうひとつ語らなくてはならない大事なお話。
タイトルになっている「オンリーシルバーフィッシュ」について。
それは、広間にある大きな水槽の中に。
この水槽は、物語の中でも、物理的な意味でも、象徴的な存在です。
ここには寂しい1匹の魚がいて、
「その魚の名を知ることができれば、たった一度だけ、過去を振り返ることができる」
そんな言い伝えがあります。
この魚の名前は何なのか?その意味するものとは?

「+GOLD FISH」
こちらも登場人物こそ全く違いますが、舞台の洋館は共通。
ついでに言うと、執事のパーカーも共通です。

洋館に休暇を取りに来た青年・マーティズ。
1週間の休暇をゆったり過ごすつもりでいたのだが、
聞かされていた予定とは異なり、客が何10人もやってくる。
共通点は、本の謎を解いた者ということだけ。
その中の一人が選ばれ、過去を振り返ることができる。
「オンリーシルバーフィッシュ」の名前を知ることで。

ここでも例の魚が出てくるのですが、目的が違う。
今回は予め、魚のもとに人々が集められている。
その点がもう一つの物語との大きな違いだと思いました。

ミステリ好きということで、曲者揃いの中から、
魚の名前を教える一人が選ばれる方法とは…
自分以外の誰かを推薦すること。
そして一番推薦者の多かったものに、魚の名前を知る権利が与えられる。

そこから様々な人間模様が描かれていくのですが、
どの人物もなかなか濃いキャラなので、興味深いです。
誰が選ばれるのか、というのも然ることながら、
魚の名前は何なのか、その意味するものは?
そもそも、その者が選ばれたことにも意味があるのです。


さて、この二つの物語は、世界でももっとも有名なミステリ作家、
アガサ・クリスティをモチーフにしています。
彼女にはたった11日間だけ、空白の時があるそうです。
それは、11日間の謎の「失踪」。
当時の世間では大騒ぎになったそうです。

そんなエピソードからインスパイアされた戯曲。
どちらも洋館で過ごした、たった1日だけのお話です。
最初に構想されたのは、「+GOLD FISH」の方で、
確かにこちらの方が、上述のアガサの状況に近い気がします。
それは「散々な一日」という言葉をモチーフにした一人の夫人の物語。
希望の光が見えない、復讐の物語なのですが、
稽古の途中で西田さんの意思が変わったのだとか。

それが、もう一つのお話、「ONLY SILVER FISH」。
こちらは「孤独」の物語です。
舞台って面白いもので、稽古をしながらどんどん変わっていくんですよね~。
初演を迎えてもそれはまだ完成されていなくて、
千秋楽になってやっと完成する、とも言われるくらい。
それだけ流動的で、未知の可能性があって、予期せぬ影響を受けて、
化学変化を起こしていくのが、戯曲なのです。

魚の名前を知ることができれば、一度だけ過去を振り返ることができる、
なんてやっぱり西田さんはロマンチストだな~と思ってしまいました。
結婚という大きな決断をする時に、「本当にこの人でいいの?」って、
誰もがよぎってしまうのではないかと思うんです。
それは俗に言うマリッジブルーってやつなんじゃないかと思うのですが。
そんな時にこの魚がいたら…もうたまったもんじゃないですね。

振り返りたい過去…私もそんなこと言ってたらキリがないです。
本当は今の私なんて全部なくしてしまいたい。
できることならいっそ、生まれる前に戻してほしい。


舞台の技術的なことを言うと、この作品は、大がかりな舞台装置などいらず、
極端なことを言えば、椅子とテーブルさえあれば公演ができてしまう作品です。
なので、取り組みやすいかも!?
あとはこの作品に限ったことではないですが、人の心の機微を表現し、
絶妙な人間ドラマを作ってほしいですね。
でも、神妙になってばかりだと退屈なので、笑いもとっていいのですよ。
その点、ちゃんと西田さんは織り込んでくれてます。



ONLY SILVER FISH

ONLY SILVER FISH

  • 作者: 西田 大輔
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本


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BEST FICTION

小室さんのもとを離れて、セルフプロデュースになってからの作品を集めた、
ベストアルバムです。
もうただただカッコイイに尽きる。
ジャケットも、収録された曲たちも全てがカッコイイ。

自身が出演したCM「ヴィダルサスーン」とのコラボレーションのシングル、
「60s 70s 80s」の3曲も収録。
こちらは「リメイク」をテーマに、各年代を象徴する楽曲になっているのです。
1960年代からは、スプリームスの「Baby Love」をリメイクした「NEW LOOK」。
1970年代からは、アレサ・フランクリンの「Rock Steady」をリメイク。
1980年代からは、アイリーン・キャラの「What a Feeling」をリメイク。
MVでは、世界的スタイリストのパトリシア・フィールドや、
ヘアスタイリストのオーランド・ピタなど世界的クリエイター陣が、
ヘアメイクや衣装デザインを手がけ、一大プロジェクトとなったのでした。

それから、ウインターソングの「White Light」も何気にアルバム初収録だったりします。

そして新曲も2曲収録。
「Do Me More」は、どこかファンタジーで魅惑的なセクシー。
「Sexy Girl」は、パワフルでパンチの効いた女性の魅力が表れています。

DVDには全曲のMVが収録。
上述の「NEW LOOK」「ROCK STEADY」「WHAT A FEELING」のMVも全て見られます。


もうすぐ引退なんですよね。寂しい。。。
こうして作品をまとめて観たり聞いたりしていると、ますますそう思います。


BEST FICTION(DVD付)

BEST FICTION(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2008/07/30
  • メディア: CD


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STARDUST VOX

2年ぶりのフルアルバム。
卓偉さんの思いやエネルギーが伝わってきます。
時間はあいても、親近感を感じさせてくれる、そんなアルバムです。

スピカ ~Looking for my star~
アルバムのスタートらしく、インパクトある始まり。
このアルバムを聞きながら、どんな時間が過ごせるのか、
楽しみにさせてくれる1曲だと思っています。

真夜中のパラノイア
昔の卓偉さんのロックを彷彿とさせるようなパンク。
エネルギッシュな破壊力は健在です。

トップランナー
うってかわってポップなこの曲は、
何が何でも1番になりたい、健気にかわいらしい曲です。
正々堂々と宣言するストレートな表現が伝わってきます。
何となく卓偉さんらしい。

明日はきっと風の中
私もそんなに先のことを考えてなくて、
そんな私にはすごくありがたい言葉。
いつしか、「なるようになるさ」くらいに構えていた方が、
ちょうどいいやって思うようになっていたんです。
性格的にその方が生きやすいのかなって思いました。

HYSTERICがとまらない
ヒステリックな女性に手を焼いている男性の話。
それを差し置いても好きで離れられないってことなんですけど。
どうして女性にヒステリーが多いのでしょうかねぇ。
私もイヤだな、と思いつつも、ヒステリーを隠し持ってる性質です。
自分でも付き合いきれないからイヤなんですけど、どうしようもない。
母が神経質なので、遺伝的な素因があったり、
そういう環境の中で育つから余計にヒステリーになってしまったりするのかな?
と諦めています。

LOVE MERMAID
夏の女性はマーメイドです。
夏のマーメイドたちに捧げたい曲。

LILY
胸が痛くなるようなミディアムバラードです。
卓偉さんの優しさが伝わってきます。

DANCING STARDUST
身体を動かしたくなるようなキャッチ―なナンバー。
一度聴いたら頭から離れられなくなるメロディーは、
なかなかクセになります。

ズキズキドキドキDESTINY
日常の何気ない会話がそのまま歌詞になっていて、リアリティ満載。
全く飾り気のない歌詞に、共感できる方もたくさんいるのでは?

OCTOPUS SOLDIER
タイトルからしてビックリなのですが、面白い曲です。
たこ焼き版の「およげたいやきくん」なのかな?と
勝手に想像しました。
それにしては、かなりクールでカッコイイ仕上がりですけどね。

流星歌
流れるようなストリングスと共に奏でるキレイなメロディー。
聴いているとついうっとりしてしまいます。
まるで流れる星を見るように。

もっとそばに ~it's a real love~
アルバムの最後を締めくくるのは、
率直な思いがストレートに綴られたミディアムナンバー。
親近感を感じさせてくれるエンディングに、ほっこりします。



STARDUST VOX

STARDUST VOX

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD


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私と放電

林檎ちゃんのデビュー10周年記念作品として発売された、
全てアルバム未収録曲、または未収録バージョンから構成された、
いわゆるカップリンクアルバムです。
本作の発売は数枚に散在していた、アルバムに入らなかった曲を1枚にまとめるために企画されたそうですが、
中には8cmCDの貴重な音源なものもあり、こうして12cmCD化してもらえるのは、
本当にありがたい。

2枚組の大ボリュームですが、アルバム未収録曲のみをレビューし、
別バージョンでご紹介したことのある曲は省きます。

すべりだい
デビューシングル「幸福論」収録。
実は「幸福論」は、この曲の続編に位置付けられるそうです。
この曲で綴られる実感から、「幸福論」のあの哲学へと続いていくのだと思うと、
改めて続けて聴いてみたくなりますね。

アンコンディショナル・ラブ
2枚目のシングル「歌舞伎町の女王」収録。
シンディ・ローパーの「Unconditional Love」のカバー。
ダイナミックな歌い方は、まるで憑依したかのよう。

リモートコントローラー
3枚目のシングル「ここでキスして。」収録。
自宅のステレオのリモコンを見付けられなかった時のストレスを書いたもので、
比喩でもなくストレートに表現されているのですが、
かなりのイライラが伝わってきて、共感できます。
曲にすることでストレスを発散できるとしたら、最強のストレスコーピングですね。
才能がないとできないですけど。

眩暈
3枚目のシングル「ここでキスして。」収録。
デビュー前、イギリスに滞在していた時に描かれた楽曲で、
本人曰く「曇った感じ」なんだそうです。
そんなアンニュイは雰囲気はとても出ていて、
Aメロの林檎ちゃんの低音ボイスに惹かれました。

輪廻ハイライト
4枚目のシングル「本能」収録。
ザ・カクテルバーのCMに使われていて、
テレビで聞いた時は、本当にバーで聞きたくなるような、
ステキな曲だな、と未成年ながら思っていました。
その歌詞は空耳方式で、実際に歌われているのは英語なのですが、
英語に聞こえそうな日本語を無理やり当て字をして、歌詞カードには表記されています。

あおぞら
4枚目のシングル「本能」収録。
林檎ちゃんが高校生の時、遺伝性の目の病気で網膜剥離の手術を受けた男友達に、
「あおぞら」というタイトルで歌を作って欲しいと頼まれ、
彼からもらった手紙を元に歌詞を書いた曲だそうです。
そう思って聞くととても感慨深いのですが。
見える人にも、見えない人にも、空は心を映すものなのです。

時が暴走する
再発盤シングル「幸福論」収録。
「幸福論」や「すべりだい」の、さらにその前の出来事を綴った曲。
まだ想いを伝える前なのか、それともうまく行ってない時期があったのか、
この経験を経て、後の2曲へと繋がっていく。
しかし、若いのにこの哲学的な思想には脱帽です。

Σ
5枚目のシングル「ギブス」収録。
読みは「シグマ」。数学が得意な方にはおなじみ。
全編英語で、とってもカッコイイです!!
確固たる意志が、英語だとどうしてこんなにシャープに響くんでしょうね。
日本語にない無機質な感じが、そうさせるのかしら。

東京の女
5枚目のシングル「ギブス」収録。
ザ・ピーナッツのカバーで、「とうきょうのひと」と読みます。
昭和の懐メロなのですが、ロックに仕上がっていて、今聞いてもカッコイイ!!
地名がふんだんに出てくるのが、いかにも歌謡曲って感じですが、
林檎ちゃん自身の「丸の内サディスティック」もこの手法だったので、
もしやここにルーツがあるのでは?なんて勘ぐってしまいました。

17
6枚目のシングル「罪と罰」収録。
全編英語で圧巻のバラードです。
タイトルの数字は「17歳」の意味。
いろいろ思うところのあるお年頃ですよね。
自分の17歳頃のことを思い出したのですが、あんまりいい思い出ないな(笑)
何だかやりたいこともよくわからなくて、自分のこともよくわからなくて、
とにかくそんな名もなき現状が嫌で、人と同じことはしたくなくて…
ただひたすらにその信念ともいえないポリシーだけで、
毎日をこなしていた記憶しかないです。

君ノ瞳ニ恋シテル
6枚目のシングル「罪と罰」収録。
原題は「Can't Take My Eyes Off You」で、
日本人だけじゃなく、世界中で数々のアーティストにカバーさせた楽曲。
洋楽をさほど聞かない私でも、さすがにこの曲は知ってる。
軽快なバンドサウンドに仕上がっているので、聴きやすいですよ。

メロウ
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
「天才プレパラート」は、当時行っていた学園祭ツアーで演奏したバンドメンバーで、
大学祭にちなみ、メンバーにアマチュアミュージシャンを起用しているとか。
そうとは思えない楽曲と仕上がりです。

不幸自慢
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
本当のタイトルは歌詞中の「fuck off”g"men」をもじったもの。
まぁ、そのままじゃ世に出せないからね。。。
若さゆえの大胆な表現。
学園祭ならではのエネルギーに触発されそうです。

喪@CINコ瑠ヲュWァ
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
タイトルは意図的に文字化けされているのですが、「ソーコールド」?
学園祭ツアーでは「SO COLD」と表記されていたそうです。
ブックレットにも歌詞が一切のってないので、全く推し量れないのですが。
全編英語で、キレッキレのロックは、それこそクールです。

愛妻家の朝食
7枚目のシングル「真夜中は純潔」収録。
世界的に有名なアコーディオニストのcobaさんが演奏に参加しています。
アコーディオンが加わることも斬新だし、
このあたりから、今までのロックでアナーキーな世界観とはまた違う、
新しい林檎ちゃんワールドが広がっていく気がしていました。

la salle de bain
9枚目のシングル「りんごのうた」収録。
2ndアルバム「勝訴ストリップ」収録の「浴室」を、
「平成風俗」でもおなじみ斎藤ネコさんの編曲・指揮による
52人編成のオーケストラアレンジで再録音していて、
タイトルをフランス語に、歌詞は英訳されています。
タイトルはフランス語で「浴室」という意味で、
フランス映画「浴室」の現代から。
一部は「平成風俗」に収録されている「浴室」にも使われているアレンジなので、
その完全版ともいえるかもしれません。

映日紅の花
映像作品「賣笑エクスタシー」内「御宝コンパクトディスク」収録。
まるで昔の童謡のような歌詞と、かわいらしいメロディで始まったかと思えば、
サビでは魅惑の世界観に惹きこまれる。
この何とも言えない世界観がたまりません。

~ここからはボーナストラック~
パッケージには記載されていないですが、ブックレットにはタイトルだけじゃなく、
ちゃんと歌詞やクレジットまで記載されています。
シングル集「絶頂集」内「発育ステータス」収録の3曲。
2000年に「発育ステータス」というバンドとして開催したシークレットライブツアーから、
ライブ音源のまま3曲収録したものです。

膨らんできちゃった
歌詞に博多弁が使用されているのですが、
このバンドのメンバーには同協の4人が起用されているのです。
何だか意味深なタイトルですが、この曲には、乙女の不安や憤怒の思いが込められており、
女子にはわかる内容かと。

はいはい
こちらも思春期の葛藤が伺えるような。
私の中では黒歴史の時代(笑)

光合成
粗削りな曲ではあるけれど、プロにアレンジされたらすごく変わるんだろうな、
という気がしました。
そこをあえて編集処理せず、そのままの音源で残すことに意味があると思います。



私と放電(通常盤)

私と放電(通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Records Japan
  • 発売日: 2008/07/02
  • メディア: CD


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TRIP

今作のテーマは「香り」。
楽曲は全て香りをイメージして作られています。
嗅覚を音楽に結び付けるというのは、なかなか面白いコンセプトだと思います。
そんなコンセプトにちなんで、彼女がプロデュースする香水も発売されたのでした。

TRIP
イメージは薔薇色の香り。
サビの歌詞にはアルバム収録のシングル曲のタイトルが隠されています。
まさに表題曲らしく、このアルバムのコンセプトが「香り」なので、
香りにちなんだフレーズもあります。
雰囲気たっぷりのゴージャスなオープニング。

Harmony
イメージは希望の香り。
希望の香りと言われても抽象的で、どう表現していいかわからないけど。
曲はイメージ通りの明るく前向きなミディアムチューン。
サビのコーラスとの重なり方がまさに絶妙なハーモニーです。

I believe you ~愛の花~
イメージは純粋な綺麗な気持ちで、透き通るような光のような温かい香り。
シングル曲としては初めてのウェディングソングとなりました。
定番のウエディングソングでは物足りない方に、是非おすすめです。

Mint
イメージはさわやかなミントの香り。
そのイメージ通りに爽やかなリズムで、心もスッキリします。
日々何かに追われながらも「あなた」を大切にしたい、そばにいたい、という女性の心境を、
ミントのフレーバーになぞらえて歌ったダンスチューンです。
私もハーブティーだとかチョコミントだとか、ミントが大好きで、
日々の癒しやリフレッシュに使います。
家事や仕事に忙殺されている女性に、ひと息ついてもらいたい、そんな曲。

PARTY TIME PARTY UP
イメージは、ゴージャスな女の子たちの甘くてセクシーな香り。
「真夜中のシンデレラ達に捧げる」と銘打ったアップテンポなパーティーチューンです。
私の中ではゴージャスな女子会パーティーのイメージなんですけど。
こうして女子だけでハメ外すのも必要!
そんな時間の女子たちは、みんなシンデレラです。

Creamy day
イメージはミルキーの香り。
母性本能たっぷりで、包容力のある曲です。
愛内さんには肝っ玉のような芯の強さがあるのを、常々感じておりました。

さくら色
イメージは淡く儚い香り。
淡いピンクに色づき、はらはらと散っていく桜そのもの。
私も、桜の散る儚さがしみる年頃になりました。
しっとり歌い上げる様が儚さを綺麗に表現しています。
儚さの文化は日本独特のものだと思うけど、
だからこそ、こういう「和」に癒やされたりするのでしょうね。

薔薇が咲く 薔薇が散る
イメージは高貴なバラの香り。
曲は激しく情熱的なロックで、これがまたクールでカッコイイんだなぁ。
もはや気高ささえ感じるほどの気迫。

Silent Motion
イメージは、ちょっと危険な、魅惑な香り。
異性に惹かれていく時の危険信号というか、まさにその瞬間を見事に表現しています。
Aメロのリズム取りがすごく難しい。
恐らく変拍子なんだと思うんですが、全く切替がなく、
流れるようにサラッと変わるのがすごいなぁと感心。

Margueritte
イメージは初々しいピュアな香り。
英語スペルだとなかなか気づかないですが、「マーガレット」です。
初々しさやピュアの象徴のような花ですよね。
そういえば、「好き」「嫌い」って花びら数えて占うのもこの花ですもんね。

Secret Jasmine
イメージはジャスミンの香り。
ジャスミンというと、個人的には、静かに心落ち着けて、
心の奥深くまでゆったりとリラックスさせる鎮静効果があるような気がするのですが、
この曲もそんなじっくりと心鎮めたい時に聴きたくなるようなバラードです。

眠れぬ夜に
イメージは切ないけれど暖かい香り。
大切な人を想う気持ちと出会えたことの大切さを綴った、ラブバラード。
ストレートに綴られた歌詞は、なかなか口に出しては言えないことですけどね。

A DAY TRIP
イメージは瞬間に出会う香り。
意図的にオープニングの「TRIP」と対になっています。
この構造は愛内さんのアルバムではおなじみ。
誰もがその日を旅する旅人なのです。
様々な香りがあるように、日々の旅の中でいろんなことがあるけれど、
それらを全て受け入れることが恵となる。
そんなことも教えてくれました。




TRIP

TRIP

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: GIZA(J)(M)
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: CD


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氷鎖

前作と同様、新曲に加えて、
既存曲のバラードバージョンと、新曲のMusicBoxから構成されるミニアルバム。
新曲2曲は以下にレビューしますが、
バラードバージョンになったのは、
「Opus」「銀の炎」「星のたましい」「玲々テノヒラ」の4曲。

「Opus」と「玲々テノヒラ」はオリジナルが割と力強いアレンジだったので、
可憐なピアノベースにアレンジされると、それはまた切実さが際立つような気がします。
「銀の炎」と「星のたましい」はもともとキラキラしたかわいいアレンジだったのですが、
さらに優しい仕上がりになっていて、癒されます。


氷鎖
凍てつく冷たさが伝わってくる透き通ったメロディ。
切なさが鎖のように胸を締め付けます。
何だろう、聴いてるだけで罪の意識がこみ上げてくるような。
個人的には浄化ソングです。
MusicBoxになっても、冷たい氷の世界で響くような、吹雪の音が聞こえてきます。

無憂歌
こちらは対照的に、憂いなど全くない、前向きな曲。
前向きになるにも、意思の強さや自信が必要ですが、
そんなポジティブの原動力が詰まっている曲です。
MusicBoxは波打ち際で奏でられていて、穏やかな気持ちになれます。



氷鎖

氷鎖

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
  • 発売日: 2008/04/30
  • メディア: CD


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