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GUILTY

この年は、あゆにとって楽曲制作がおぼつかなった年だそうで、
このアルバムのコンセプトも決まらないままだったそうです。
そういう意味で、「Duty」の頃の突っ走り方と似ていると語っていて、
だからなのか、今回もジャケットではヒョウ柄をまとっています。

Mirror
ワンコーラスのみの収録ですが、後にフルコーラスにアレンジされ、
デビュー10周年記念シングル「Mirrocle World」として発売されました。
ワンコーラスだけなんですが、ものすごく訴えかけるものがありまして。
あゆが歩んできた10年、それは本人が想像したものになったかどうかはわからないけど、
ただひたすらがむしゃらに突っ走ってきたんだなっていうのが伺えます。

(don't) Leave me alone
すごく孤高の強さを感じる曲ですが、
だけどその奥には孤独への不安もある。
よくこのブログでも言ってるような気がするけど、
孤独と孤高は違うのです。
私が目指してるのも「孤高」。
だから、あゆの気高いオーラには憧れます。
女性ダンサーを引き連れるPVにもそんな雰囲気が表れてますね。

talkin' 2 myself
いろんな情報や誘惑が溢れてる時代で、
本当に何を信じて生きていけばいいのかわからない。
だけど結局、どんな選択をして決断していくかは、自分の心なんだ。
時には既成概念や固定観念なんかも破壊する。それは創造の原点。
新しいことを始めるためには、捨てなくちゃいけないことだってあるのです。
そうまでする価値があるか、その勇気を持てるか、
それはじっくり自分と向き合ってみればいい。
PVはずぶ濡れ、泥だらけになって、這いつくばっても立ち上がって歌う姿が印象的です。

decision
固い信念に貫かれた曲で、これが覚悟というものだと思います。
あゆが選んだのは、もう引き返せない道。
だから彼女は振り返らない。
常に前に進むことを考えてるんだと思う。
10周年という節目の年だけど、振り返るというよりは、
ここからまた新たなスタートを切るんだな、という感じがしました。
PVではおなじみのバンドメンバーとの、パワフルな演奏場面が見られます。

GUILTY
こう言われてしまうと、これ以上語らない方がいいのかな、という気がするので、
多くは語りません。
アルバムタイトルの曲なので、これが彼女のメッセージなのかな、とは思います。

fated
運命という、とてもロマンチックでドラマチックな世界観そのものです。
それがそのままPVで表現されてます。
両A面の「glitter」とあわせて「距愛」というショートムービーになってまして、
女優あゆが観られます。
歌姫あゆとイケメンボディガードとの恋。
その運命的な出会いの結末は…!?

Together When...
悲しさや悔しさがストレートに入ってくるので、泣けてくる。
生まれ変わってやり直したいことがたくさんあるよ。
悔いのない人生って難しいね。
だけど終わりがよければ、そんな気持ちもリセットされるのかな?なんてこの頃は思う。
PVはバラードらしく、あゆがベンチで口ずさむ穏やかなものだと思っていたら、
あゆの人形が壊れるっていう衝撃の一幕が!!
ここにいろんな心の葛藤の爆発が表されてるんですね。

Marionette
ネジを巻くオルゴール音のインストから続いて流れます。
ねじ巻き仕掛けのマリオネットが踊るような3拍子のメルヘンな世界観が好みです。
だけど強い意志があって、ロックと融合しているところも好き。
私はすごく不器用だから、仮面をつけたまま生きることなんてできない。
そんな気持ちが、自分の意思では動けないマリオネットとすごくシンクロします。
PVではあゆとダンサーたちが、リアルにマリオネットになって、曲の世界観を表現します。

glitter
毎年恒例の夏ソング。今回はキラキラ輝く夏。
前述の「距愛」のショートムービーの前半部分で流れます。
あゆ扮する歌姫と香港の俳優ショーン・ユー扮するボディガードが出逢うところ。
あゆのゴージャスなオーラがこの曲とピッタリです。
また、撮影場所が香港だったというのも似合っていて、
夜景などの映像も綺麗でした。

MY ALL
今まで共に過ごしてきたファンや仲間たちへの想いが伝わってきます。
私もいろんな場面であゆの曲に支えられてきたけど、
あゆにとっても、そういう周りの人たちが支えになってくれてたんですね。

untitled ~for her~
実はこのアルバムは、あゆにとって最愛の女性が亡くなってしまい、
その方に捧げるアルバムだったのです。
この曲はその彼女へ捧げる曲。
あゆの率直な想いが伝わってきて、軽々しく口ずさんだりしちゃいけないなって思いました。



GUILTY(DVD付)

GUILTY(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: CD


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大奥 3

仲睦まじく、理想のおしどり夫婦となった家光と有功。
ところが残念なことに、二人の間には子ができなかったのです。
それを案じた春日局は、家光に側室を迎えることに。

初めの側室は「捨蔵」。
江戸で数々の女を相手に身体を売っていた男。

その外見が有功に似ていることから、春日局が自らスカウトしてきたのです。
相思相愛だった家光と有功はそう易々と受け入れられるはずもなかったが、
徳川家のためには、従うしかなく…。
互いに覚悟を決めるのです。
側室を迎えることになっても、心は離れないと。

そうして家光は捨蔵との間に姫君をもうけ、
捨蔵は「お楽の方」と女の名を与えられたのでした。

ところがその捨蔵は大怪我をして、半身不随に。
もう男として役に立つことはなく、あまりにもあっけない幕引きとなる…。

次に春日局が連れてきたのは、「溝口左京」という武家の者。
日焼けした浅黒い肌から、「お夏」と名付けられる。

一方、有功は玉栄に、一世一代の頼み事をする。
家光に世継ぎを産ませてほしいと。
最初の側室を迎えた時、有功は嫉妬に耐えることができなかった。
その証拠に、一夜を迎えた時、有功の部屋の内側は激しく荒れていた。
もう有功には、家光との間に子を成すことはできまい。
そこで玉栄に頼むというのは、わかるような気もする。
そうして玉栄は、「お玉」として、家光の側に上がることになる。


さて、この巻では、春日局が大奥の記録のことを「没日録」と名付ける有名なシーンが描かれます。
それは、ひとつの時代が終わる時。
春日局はこのまま、この国が滅びるだろうと思って名付けたのですが、どうでしょう?
春日局が描いたとおりにはなってないけど、こうして現代の我々がいて、
まだこの国は滅びていないようですよ。


大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)

大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)

  • 作者: よしなが ふみ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: コミック



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GHOOOOOST!!

NACSシゲさんのソロプロジェクト。
シゲさんの脚本による作品です。

このお芝居、実際に見に行かせてもらったのですが、
NACSがらみのお芝居を生で観たのは、この作品が初めて。
NACS5人のお芝居よりも先に観ちゃったことになります。
当時は友人に誘ってもらって観に行って、何の予備知識もないまま観たのですが、
見事にハマってしまいました。
もう笑ったり、ほろっとしたり、大忙し。
NACSメンバーのお芝居も観たいって思ったし、そこから今に至ります。

そんな作品は、いきなりお通夜の場面から始まります。
作品のタイトルからして違和感はないのですが、
出演者がお約束の白装束で次々と現れる。
でも真っ白じゃなくて、舞台の色味にあわせて、若干薄紫がかってるのがキレイだな、と思った。

場面はヤマダサイエンス社長の山田春海が引き起こした交通事故で、
当人と、巻き込まれた身寄りのない被害者との合同葬儀。
山田春海含む3人の祭壇が用意されています。
他の2人は、北海太郎と水木しげお。
この二人がどういうかたちで巻き込まれたのかは不明ですが、
正体についてはここでは語りませんが、驚くべき人たちでした!!

それから謎のロシア人、自称「ミルゾ・ナビアノフ」
この人は祭壇すらないのですが、幽霊としておもむろに現れる。
この人もどう関係するのか、ここでは語りません。
ただ、ロシア人の役を音尾さんがやっていて、
またお得意の片言が冴えてました!!

さて、ヤマダサイエンスがどういう会社なのかわかりませんが、
AI(人工知能)の研究もしていたらしい。
実用化はしていないのですが、極秘裏に春海のカーナビにつけていたとか。
春海はAIを「キット」と名付け、キットは春海を「マイケル」と呼んでいた。
これはアメリカのドラマ「ナイトライダー」のオマージュで、
SF好きなシゲさんのバックグラウンドにもなっているのでしょうか。

そんなわけで、シゲさんの大好きなSF的要素が散りばめられてまして、
そのロジックの深さには、うならせられるものがありました。

「自分というソフトが入ったPC」という考え方からすると、
AIはプログラムなので、「ソフト」の部分に当たるかと思います。
思えば人間も、身体というハードの中に、人格というソフトを組み込んだPCじゃないかと、
常々思っていたところがあるので、この考えにはしっくりきました。
思考能力がある人工知能なら、どこにインストールされても働きそうですもんね。
幽霊の憑依についても、同じ考えをしているところが新しいな、と。

そして、人工知能も妖怪も、言ってみれば人間が造り出した生物。
劇中の言葉を借りるなら、「精神生命体」って言い方をしてたかな。
意志を持った彼らは、「人間になりたい」って思う。
あの「早く人間になりた~い!」ってやつですね。

と、一体どういう話なのかわからなくなってきたかと思いますが、
この作品には、1つの大きなテーマがあります。
それが「母親への愛情」

山田春海亡き後、会社は副社長の手塚君彦が継ぐことになります。
手塚?苗字が違う…。
そう、君彦は妾の子だったのです。

君彦の母であり、春海の愛人だった文江は、君彦が12歳の時に病気で他界。
こんな時にも会いに来ない春海に対して、君彦は憎しみを抱いていました。
これは母親を強く思っているからこその想い。
君彦を演じたのはシゲさんなのですが、こういう母親思いの息子役をやらせたら、
本当にピカイチですね!
そして、その文江訳を演じたのが、ドラマ「温泉へ行こう」でも有名な、加藤たか子さん。
ドラマのイメージそのものな天真爛漫さが、今回の文江のイメージにもピッタリでした。

今回、音尾さん以外の共演者はNACSメンバーではないので、
NACSファンにも新鮮だったのではないかと思います。
山田春海を演じた大河内浩さんは悪役名鑑にも載ってるような俳優さんで、
普段は悪代官などを演じられているそうです。
今回は全く違う柔らかい役ですが、何だかとてもセクシーでした。
北海太郎役の野仲イサオさんは、ザ・個性派俳優。
失礼ですが、何考えてるかわからない感じが、奇抜な北海太郎にピッタリでした。
そして、水木しげお訳の二瓶鮫一さんは、70代とは思えないチャーミングさ!
かわいらしい役柄ではあるんですけど、70代にしてこの役を演じきるバイタリティに脱帽!
役者にとっては基本的なことですが、与えられた役をしっかり自分のものにしていく、
それだけでなく、より面白くするために、肉付けをしていく、
それを忘れていないところがさすがです。

当時の私は、まだお芝居の勉強を始めたばかりなので、刺激受けまくりの舞台でした。
裏話で、稽古前に「ジップザップゲーム」をやっていたというのを聞いて、
プロでも基礎は変わらないんだな~、なんて身の程知らずなことも思ったり。

特典映像で、札幌公演の休演日に、シゲさんが御一行をプチ観光にご招待!
その中で名物ジンギスカンを食べていたのですが、食べ方にこだわりがあるそうですよ。
野菜をよけて肉を鉄板につけて焼くか、それとも野菜の上に肉を置いて蒸し焼き状にするか。
いつかジンギスカンを食べる機会があれば、食べ比べしてみたいと思います。

他、演出の福島三郎さんとシゲさんの、ダーツバーでのトークも必見です!!



TEAM NACS SOLO PROJECT GHOOOOOST!! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD


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ベルセルク 32

大空に姿を現した雷帝ガニシュカの攻撃に、
なす術もないガッツ。
そこへ現れた新・鷹の団。
あのゾッドと、ガッツは思わぬ再会を果たすこととなる。
因縁の二人ではあるが、ここは何とタッグを組んで、
ガニシュカに立ち向かうことに!!
シールケのサポートもあり、ガニシュカの本体を探り、
急所をつくことに成功した!!

とはいえ、直接本体に物理的に触れることができたわけではないので、
ガニシュカには手傷を負わせたまで。
だけど、ここでガニシュカは一時退散。
ガッツもギリギリのところで戦っていたため気を失う。

人外の者たちの戦いにガッツが巻き込まれたような形ですが、勝負はお預け。
ガッツ一行は船に乗り、ようやく出航することになります。


一方、その人外の者たちの戦いはというと、
グリフィスがガニシュカの前に姿を現していました。
あのガニシュカでさえも、その姿を前にしただけで狂わせることのできるグリフィス。
もはやかつてのグリフィスではないことは明らかなのですが、
こんな存在に、ガッツは刃を向けることができるのでしょうか。

さて地上では、クシャーンの大軍が撤退していきます。
これもグリフィスの影響によるもの。
クシャーン軍を見事に撤退させた新・鷹の団は、
かつての諸侯たちの目の前で、「ミッドランド正規軍」を名乗っていました。
そこにはシャルロットも現れ、公認のものとされていました。
グリフィスは、ゴッドハンドに転生する前の、
あの夢の続きを叶えようとしているだけなのかもしれない。

肉体を与えられたグリフィスは、すっかり、かつての姿を取り戻したようです。
シャルロットと密会して、地下に幽閉され、拷問される前の、あの栄光の姿。
今や国どころか、世界をも手に出来そうな気がしますが…。
こうなることも全て、因果律のシナリオ通りだったのかな?なんて思います。

そして、「鷹の団」と名乗り、「ミッドランド正規軍」と自称するものの、
中身はすっかり変わってしまった軍を見て、ガッツはどう思うのかな。
だけど今度こそ、キャスカと向き合ってほしいし、
自分の身体のことも大切にしてほしい。

今回はあまりガッツの動くところは見られませんでしたが、
こういう時も必要です。
さぁ、いよいよキャスカの心の旅へ向けて、船出!
船旅は初めての展開なので、何だかワクワクします。



ベルセルク 32 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 32 (ジェッツコミックス)

  • 作者: 三浦 建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/11/29
  • メディア: コミック


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SMILER

タイトル通り、明るく笑えたり、ほっこり笑顔になれる曲が集まりました!
卓偉さんがピエロのように、笑顔を届けにきてくれた気がします。

お願い胸騒ぎ
サビ以外は台詞?調になってます。
かなりの長ゼリですが、キレッキレで、
個人的にはジョーカー的なイメージ。
そういえばジャケットもジョーカーを思わせるような
いい表情してますもんね。
まさにこの人がパフォーマンスしてるな、って感じです。

SYSTEMATIC
職場が変わって毎日同じ電車に乗ってるのですが、
そうすると確かに毎日決まった顔ぶれが並んでいて、
そのうち、勝手なイメージであだ名つけたり吹き出しつけたりしそうです。
逆に私も何かしら思われてるんだろうな。

CRY CRY CRY
思い通りにいかなくて泣きたくなる時もあるけど、
そんな時は思い切り泣いちゃっていい。
涙は心のデトックスです。

SMILE
歌詞がストレートですごくわかりやすく、元気をくれる曲です。
難しいこと考えずに、悩んだ時は是非聞いてほしい1曲。

さすらいのGUITAR MAN
コーラスの「シュビシュビ リンリン ブーヤ ブーヤ」が
まるで呪文のように頭から離れない~!
みんなで歌ったら楽しそうな曲です。

コードネーム 1091
「1091」って卓偉さんの意味ですよね?
まるで卓偉さんが秘密組織のエージェントになって、
俊敏に走り回ってるような画が浮かびました。
最後に「そんなの無理だって!」って言うオチがいいですね。

はじまりの唄
5年いた前職を離れ、転職した今の状況に、ものすごく響きます。
私にとっては悲しい別れではなく、新たな始まりなのですけどね。
まぁでも寂しい部分もないわけじゃなく。
それほど素晴らしい出会いだったんだと思うし、
前職も縁があってのことで、出会えて良かったと思っています。



SMILER

SMILER

  • アーティスト: 中島卓偉,増本直樹
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: CD


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LAS VEGAS

活動休止を経てかなり久しぶりに発売されたオリジナルアルバム。
音楽プロデューサーの小林武史さんプロデュースによるものです。
この年に発売された復帰シングルからプロデュースされていますが、
小林さんとはその数年前から接触していたようですね。
活動休止の間も着々と準備をしていて、満を持して発表された作品だと思います。


Sweet Rosemary
カントリーを基調とした楽曲。
映画「ギルバート・グレイプ」をモチーフとして書いた曲で、
確かに、この青春映画の雰囲気にマッチします。
また、復帰後から歌詞の書き方が変わってきたようで、
普遍的な歌詞を書いていきたいという歌詞に近付けた曲なんだそうです。
今までの難しい単語が羅列した、ちょっと近寄りがたい歌詞に比べたら、
だいぶ親近感があって、距離感が近く、
歌詞の内容がストレートに入ってくるので、聴きやすいと思います。
本人曰く、「このアルバムの中心になると考える曲」だそうで、
当時の鬼束さんの姿勢を、率直に表現した曲なんだろうな、と思いました。

bad trip
映画「スパン」を見て書かれたバラードで、
音楽監督を担当したビリー・コーガンだったら、こういう曲を書くだろう
というイメージで書かれたそうです。
全編英語詞で、洋画の挿入歌として流れても良さそうな仕上がり。
アルバム全体を通して旅をイメージして制作されているそうで、
この曲はそのテーマそのものですね。
ちなみに本人は旅は嫌いだそうですが、人生とは長い旅のようなもので、
そういう大きな括りでのテーマだと考えればよいと思います。

蝋の翼
ギリシャ神話のイカロスがモチーフ。
イカロスといえば、よく小学校で歌われる「勇気一つを友にして」の重苦しいイメージがありますが、
対照的に明るいイメージに仕上がっていて、
ポップス的要素を押し出したバンドサウンドになっています。
私の中のイカロスのイメージが、一気に前向きなものに一新しました!

僕等 バラ色の日々
ピアノとストリングスを基調としたロックバラード。
「バラ色の日々」と字面で見れば楽しいイメージなのですが、
そのイメージを繰り返し求めることに対する皮肉を込めているそうです。
楽曲全体の世界観を、「その何度も何度も繰り返す行為が表す人生観を絶望的にぼんやり見ている感じ」
「絶望と手をつないで歩いている感じ」と説明しています。
聴いていると、ふっと絶望感に捉われるような感覚があります。

amphibious
タイトルの意味は、人間に使う場合「二重人格」として使われますが、
本人は「両性具有」の意味をもって書いたそうです。
こういう大胆なロックナンバーも、今までにはなかったアプローチかも。

MAGICAL WORLD
復帰第一弾シングル「everyhome」のカップリング曲ですが、
アルバムバージョンとして再録音されています。
ボーカル・ピアノ・チェロの構成だったシングルバージョンに対し、
ストリングスとパーカッションが加わっています。
本人曰く小林武史さんのイメージをもってして曲を作ったそうで、
小林さんのことを寂しい部分も持っている人なのではないかと想像して書いたそうです。
何となくですが、アーティストや音楽プロデューサーって、
孤高なイメージがあるような気がして、
まぁ職業柄そういうものなのかもしれませんが、
そういう部分でしっくりきました。

A Horse and A Queen
鬼束さんが21歳の時に作った曲なので、以前のレコード会社にいた頃から存在していたものの、
お蔵入りされていたようです。
なので、初期の頃に発表された曲の曲調を踏襲しています。

Rainman
このアルバムには収録されていないですが、シングル曲「育つ雑草」のカップリング曲でした。
その時は初めて自身がピアノ弾き語りを披露した楽曲でしたが、
このアルバムではバンドサウンドで構成されています。
全編英語詞なのですが、文法に忠実にするため、
和訳を元に一部英語詞を加筆修正した箇所もあるそうです。
和訳を見ての印象ですが、なんて優しい歌なんだと。
雨は涙などの比喩かもしれないけど、そんな「雨」が止むのを、
ただ黙って側にいて待ってくれる。
そんなミスター・レインマンの存在に、ほっこりしました。

Angelina
20歳の時に作られた曲なので、このアルバムの中では一番古く作られた曲となります。
タイトルはアンジェリーナ・ジョリーから付けられたそうです。
個人的には、アンジェリーナ・ジョリーといえば強い女性のイメージが大きくて、
正直、こういう感じの曲のタイトルとしては意外だったんですけど。
ただ、その強さの裏にある繊細さのようなものを、
鬼束さん独自の感受性で感じ取ったのではないかと思います。

BRIGHTEN US
讃美歌をイメージして作られた曲で、全編アカペラで歌唱されています。
こちらも全編英語詞なのですが、歌詞のニュアンスは英語詞のままの方が伝わるだろうという、
本人の意向から、この曲のみ日本語訳詞が付けられていないのです。
中学・高校時代に毎日歌っていたので、讃美歌にはなじみがあり、
英語で讃美歌を歌う機会も多くあったのですが、
実際の讃美歌と間違えそうなくらいの出来です。
歌詞のワードだとか、讃美歌らしい旋律の運び方とか、完璧だと思いました。

everyhome
活動休止からの復帰シングル。
ピアノのみというシンプルな構成で制作されたバラードで、
小林さんのピアノとの同時収録となっています。
風が大きなテーマになっているそうで、映画「フォレスト・ガンプ」を観ていたら曲が出来た、
と本人が語っています。


全体の印象として、カントリー・バラード・ロック・ポップス・讃美歌など、
これまでの作品には見られなかったほど楽曲ジャンルが多彩で、
バラエティに富んだ仕上がりになっています。
また、数々の映画の影響を得ている楽曲も多く、
活動休止の期間が、ほどよい充電期間になったのではないかな、と思いました。



LAS VEGAS

LAS VEGAS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: CD


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D-魔道衆

前作までDシリーズを出版していた朝日ソノラマが解散して、
朝日文庫から「ソノラマセレクション」として発売された第一号です。
だからといって、シリーズの内容が大きく変わるわけではないですけども。
個人的には、私の地元の本屋さんでは、朝日文庫の棚に置かれるようになり、
ライトノベルとは一線を画すような気がしていました。

また、この作品については、携帯配信で連載されていたものが、
一冊にまとまって収録されています。
今、本のデジタル化も進んでいて、本を買う人が少なくなってしまったのかな?
とも思うのですが、それはそれでデジタル世代にも新たなファンが増えればいいかな、と。
Dは私が生まれる前から始まっていた、長~いシリーズです。
不老不死のようにいつ終わるかわからない、まだ終わってほしくないシリーズではありますが、
新しい世代も巻き込んでいけたらいいな、なんて勝手に思っています。

ちょっと前置きが長くなりましたが…
今回のD、だいぶボリューミーです。
それは、本の厚さ(=ページ数)が物語っている。
だいぶ初期の頃の作品に分厚いものがありましたが、それに匹敵するくらい。
それだけに登場人物も多く、相関図がやや複雑です。

話の本筋としては至ってシンプル。
三百年前に人間たちによって無残に虐殺された貴族が、時を経て蘇り、
その子孫たちに復讐をしようとしている。
過去にも貴族の怨念がらみのお話があったかと思いますが、
貴族は案外、根に持つタイプのようですね。
徒に長い生命を持つと、どうしてもそうなってしまうのかな。

今回、人間に復讐を果たそうとしているのは、ゼノ一族。
ゼノ公爵の倅と4人の従兄弟たちは虐殺の難を逃れ、地下墓所で眠っていた。
先祖たちにより三百年間は入り口を塞がれ、監視下にあったが、その禁が解かれ復活する…。
そんな中、ちょうどタイミング悪く、村長の娘アネットが、都から帰ってくる。
村長と娘は、三百年前にゼノ一族を虐殺したドミニク=クリシュケンの子孫だった!
そこで村長は、5人のハンターを雇うのですが、ここにDは含まれていません。

Dが物語に関わってくるのは本当に偶然。
アネットが、父が雇ったハンターのことなど何も知らず、自力で帰ってくる道中のことでした。
馬車に乗ったアネットの前に、ゼノ第一分家のヘイデン男爵が立ちはだかる。
そこへたまたま通りかかったD。
特に依頼をされていないのでこの貴族を狩る予定はなかったのですが、
貴族の方が挑発をしてきたため、始末することになる。

そのまま立ち去ろうとするDを、アネットは雇うことに。
左手とアネットの金額交渉のやり取りが面白かったです。
Dって意外と、金額はまちまちですが、いろんな人に雇われる気がする。
アネットみたいに裕福な人からはガッポリ、
そうじゃなければそれなりの金額で応じているようです。

こうしてアネットを村まで送り届ける旅が始まり、
アネットを狙う貴族は4人となりました。
ところがDの旅に「道連れ」はつきもので、今回もまた予期せぬ同行者が登場します。
宿泊した村で出会った少年ピックは、幼いながらも過酷な運命をたどってきたもので、
生き抜くための術を身に着けていました。
そんな健気な少年にDは好感を抱いたのか、どうも他の人に接する態度とは違う気がする。

のっぴきならない事情もありつつ、少年の同行をあっさり快諾。
このまま順調に進むかと思いきや、そうはいきません。
もうひとり謎の男が合流し、その結果、Dは解雇されることに。
Dはこの男の怪しさには気がついていて、
そもそもアネットの護衛にそこまでこだわりがあったわけでもなく、
もともと別の目的があったのでは?なんて思ったり。

アネットと別れてしまったD。
もちろん、こんな不消化な状態で話は終わるわけではありません。
偶然か運命のイタズラか、Dはまたアネット達の前に現れます。
しかも、当初のゼノ一族など足元にも及ばないような大貴族、ドラゴ大公も登場!
大公は神祖クラスではないかと思えるくらいの大物です。

その大公が人間を使って何の実験をしていたのか。
今までのDシリーズを読んでる方なら、何となく察しがつくかと思いますが…。
そして、それこそがDシリーズに脈々と流れる永遠のテーマなんだと思います。
大公とともに実験をしていたジュヌヴィエーヴ伯爵夫人。
彼女は人間に尊敬の念を抱いていました。

人間はどんなに憧れても不死身にはなれない。
不死身になること=それは種としても人間ではなくなってしまうこと。
人間の魂はそれを許さない。
それが人間の尊厳というものです。

それにしても、ドラゴ大公が登場してからの、ゼノ一族の雑魚っぷりが笑えました。
稀に大公みたいな神祖級の大物が出てきますが、貴族にもいろいろいるんですね。

ところで、Dの世界観は遠い未来なはずなのに、アナログというか、
中世のアンティークな世界観が共存していること。
吸血鬼といえばやっぱりクラシックな世界観がつきもので、
だからこそ未来の時代設定でも違和感なく受け入れられるんですよね。

今回もこれだけ未来で、恐ろしい実験なんかもしていて、技術的には進んでいるはずなのに、
通信や情報収集に、虫や鳥を使うという。何というアナログ!
そういえばDの中で電話って見たことないな。
そういう雰囲気が大事なんですよね。



D-魔道衆 吸血鬼ハンター19 (朝日文庫 ソノラマセレクション)

D-魔道衆 吸血鬼ハンター19 (朝日文庫 ソノラマセレクション)

  • 作者: 菊地 秀行
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/10/05
  • メディア: 文庫


あらすじを読む


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Reverse

ちょうどホタルノヒカリがドラマ化した頃に発売されたアルバム。
この高野部長が本当にカッコ良くて、
今でも、藤木さんが演じられた役の中で一番好きです。
そんな大人の魅力と爽やかさを兼ね備えた藤木さんのアルバム。

この年は藤木さんのCDデビュー8周年。
タイトルの「Reverse」は意外にもUNOのリバースのカードからきてるそうで、
数字の8がリバースのマークに似てるなっていう。
そこから「Reverse」の意味自体も「再生」という、
とても大切な意味を持つ言葉でもあって、採用されたそうです。
まさかそんなところから繋がるとは!!
だからジャケットのリンゴにも、
8のようなリバースのような、そんなマークが描かれているのですね。

陽はまた昇る
ちょっとドジで、クスッと笑えるエピソードが歌詞に散りばめられているのですが、
そんなこといちいち気にしない!って気分爽快な曲です。
どんなことがあっても陽は昇って、明日は必ずやってくる。
そんな日々をがむしゃらに生きるだけ。

プラネタリウム
すごく深くて、難しい世界観だなっと思いました。
斬新だったのはプラネタリウムの捉え方。
「広すぎる宇宙が受け入れられなくて、限りある世界を選んだ」と。
プラネタリウムはリアルに近づけたものだけど、限りある世界。
そこに描かれる星屑も紛い物なんだけど、
私にとってはそのくらいのリアルで十分。
そうじゃないと理解できないよ、宇宙なんて。

Tuning Note
作詞はポルノの晴一さん!
人との関係をギターのチューニングに例えていて、
晴一さんらしい視点だと思いました。
それはそうと、この二人の交流はいつの間に!?
ギタリスト同士、通じるものがありそうですね。

Dinosaur
環境問題で、一番の被害にあったのはダイナソー(=恐竜)でしょう。
自分たちではどうすることもできない環境の中、
どんな想いで滅んでいったのか、興味があります。
滅びとか去り際というものは、ロマンがありますね。

Splash !
おしゃれイズムの二代目テーマ曲(インスト)です。
タイトル通り、弾けるようなみずみずしい曲で、
涼しげでとてもオシャレです。
途中、夏の夕暮れのようにムーディーな展開をするところがあって、
その部分はテレビでは聞けなかったから貴重です。

センチメンタルストリート
秋から冬にかけて、まさに今頃の時期にピッタリ。
すっかり気温も低くなってきて、空気が秋めいてくると、
不思議とどことなくセンチメンタルな気分になるものです。
私の中の秋のイメージもそんな感じ。

PARADISE
色気たっぷりのAメロから、めくるめく楽園へ誘われるような雰囲気で、
サビでは、心地よいメリーゴーラウンドに揺られるように、虜になってます。

ウインターワンダーラヴ
ストレートな王道ウインターソング!
まだちょっと早いですが、
これからクリスマスに向けて、気分を高めてくれそうですね。

Partyはこれから
こちらも、これからのパーティーシーズンにむけて、
ノリノリでウキウキする曲です。
藤木さんと女性コーラスの絡みが、
オトナの社交場の模様を赤裸々に表現しているようです。

ヤサシイヒカリ
本当に優しさにあふれた曲で、歌詞の1語1語にとても励まされました。
どうしようもない事は誰だってあって、自分ばかりが不幸なんじゃない。
辛いことがあっても、それでまた自分を成長させる糧にもなる。
うつむいてばかりじゃなくて、前向きになろうと、何度も立ち上がらせてくれます。

Oh, Yes
環境問題だとか、平和だとか、いろんな社会問題があふれていて、
本当は夢を描いたり、歌を歌っている場合じゃないのかもしれない。
かといって革命を起こせるような技量も勇気もなければ、
できることなんて限られてる。
表現活動とは、そういうものであってほしい。
正解を伝えるものではないけど、メッセージを伝えることはできる。
誰もが思う「自分にできることは何か」
表現者として、そんな迷いと、前向きに向き合う姿勢を、伝えてくれてる気がしました。



Reverse

Reverse

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


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FREEDOM

CASCADEが再結成する前、メンバーがそれぞれの活動をしていた頃。
ソロ活動をしていたTAMAちゃんでしたが、
一時バンドを結成するも、残念ながら解散してしまう。
その後、CASCADEのドラマーHIROSHIさんと組んだバンドが「DIG DAG」なのです。
TAMAちゃんの歌う機会がまた与えられてほっとしました。
しかも今度はHIROSHIさんと一緒で、
またHIROSHIさんの冴えたドラムが聴けるのが嬉しかったです。

インストが2曲入っているのですが、どちらもクールで、カッコイイんですよ。
CASCADE時代にはなかった音楽です。


Here We Go!!!
DIG DAGとして活動を始める決意表明を感じました!
音楽はCASCADE時代を彷彿とさせる感じ。
やっぱり彼らは彼らのスタイルであってほしいと思うのです。

My Girl
出だしの重低音とそこから続くイントロからしてもうカッコイイ。
擬音いっぱいの面白い歌詞を、ラップ(?)で歌います。
ところがそこからメロディアスに展開し、ポジティブなサビに惹かれました。
一言で言って、この曲自体が最初から最後まで私のツボなんだと思います。

CRAW FISH
CRAW FISHとは、料理用のザリガニだそうです。
何だろう?なぜかしっくりくる。
あんまり水の中に泳いでいるイメージないもんね。
型どおりの人生なんて振り切ってしまえ!ってとこかな。

S.O.S
こうして揶揄する感じが懐かしい!
どこか外側から眺めて、冷めた目線の歌詞が、昔を思い出しました。

エンジェル
ちょっとダークなエンジェル。
だけどサビでは本当にスーッとどっかに飛んでいっちゃいそうです。

リゾラバベイベ
モーレツにハジけちゃって、どちらかというと夏に聞きたい感じ。
「モーレツ」とかちょっと懐かしいワードでも、
なぜかTAMAちゃんが歌うとあまり違和感を感じないんですよね。



FREEDOM

FREEDOM

  • アーティスト: DIG DAG,DIG DAG,DIG DAG & Morrissey & Naoki
  • 出版社/メーカー: posh records
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


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ホタルノヒカリ 10

前巻で大失恋した蛍。
その後、何かと散財して、すっかり文無しになってしまったのでした。
そんな蛍が向かったのは…古巣の家!
通帳の残高を見る生々しい1コマがありましたが、私も他人事じゃない!!
給料日前に残高見るの怖くて、
何か内職とか副業した方がいいかな、なんて本気で考えたり。

そして蛍は、また部長との同居生活を再開させたのでした。
今回は、大家と住人という関係ではなく、何と家政婦として住まわせることに!
住みこみ雇いとして家賃は免除、出来によっては家政婦代も払われるという契約(?)。
その給金は、部長の採点によって決まります。律儀に採点表までつけて。
こんな会社でも家でも気が抜けないなんて…!って思いがちですが、
まんざらでも無さそうなのですよね。

それは部長の言うことが理にかなっていて、
ちゃんと蛍の頑張りを見てくれる人だから。
職場にいてほしい上司は、こうして適切に評価、アドバイスをしてくれる人だよね。

蛍と部長がクローゼットの整理をしている時のこと。
ちょうど私も今、断捨離をしていまして、ものすごく為になった。
持ってる服の整理も把握もできてないから、
似たような服とか、結局あまり着なくなっちゃう服なんかを買うんだよね。
確かに、そういうのが金欠の原因となるんだよ。
それから、買った服のメンテナンスをすること。
自分でアイロンもかけられないヤツが、クリーニングに出すなんて、100年早い!って、
肝に銘じます。
それもそうだけど、本当はもっと手入れがいのある服を買えばいいんですよね。
いい年なんだし。
普通に就職してキャリアを積んでいれば、今頃そういう服をちゃんと選んでるんだろうけど。
一生モノは、私が生涯大切にできる「生業」に出会えたら、考えてみようと思う。

断捨離をしてると、不思議と捨てられるものが次から次へと出てくるんですよね。
あの時はあんなに捨てられなかったのに、どうして今は捨てられるんだろうって。
部長が言うように、「愛情」ではなく「執着」なのかなって気づけたからなのかも。
こういうところからでも、変わらなきゃって思ってるからかな。

こうして蛍の日常は戻り、休日の恋人と過ごす予定はなくなったわけですが…、
蛍にしてみれば、思うままにリラックスして過ごせる休日が戻ってきたわけであり、
それはもう、干物なのに水を得た魚のよう。
私も予定のない休日はとことん何もしたくないので、この気持ちわかる~!
でも蛍はまだ干物生活に戻ってきたばかりで、部長の達観した休日の過ごし方を見て、
ちょっと焦ってたけど、私は気にしな~い。
パーティーなどの華やかな場所なんて、ほど遠いもんです。
蛍が言うところの「羽衣(=ショール)」なんて、
20代の時に一度くらい身に着けたことがあったかどうか。
ハイ、枯れ切ってます。

そんな蛍の今年のクリスマスは…誰かのために頑張るクリスマス。
殿と優華をくっつけるために奔走します。
どうして蛍は、自分のことはさておき、人のおせっかいばっかり焼いてしまうのだろう。
だけどこれがまたマヌケな方向に行ってしまい…それはまた次巻!


今回は番外編として、蛍がSWに就職する時の物語が収録されています。
蛍の干物っぷりは今に始まったことではなく、大学生の時から。
就活もそんなに力入れてなくて、面接もマニュアルの完コピだったりするのですが、
そこを後の部長に突っ込まれる!
そこで語られた蛍のポリシーが、干物女の神髄となるのですが、一理あると思うんですよ。
生半可な気持ちでぐうたらしてるわけじゃない。
平日がんばって、お休みはとことんリラックスする。要はメリハリですよね。

私の本当にやりたいことは、簡単に叶えられるものではない。
もしかしたら一生叶えられないかもしれない。
だけどいつまでも好きなことばかりやってられるわけでなく、
生きてくためにはどこかで折り合いをつけないといけない。
その折り合いをつけるにしても、まだ私は納得できる仕事に出会えてないんだな。
一番にやりたいことじゃないにしても、一生懸命打ち込める職場に出会いたい。
生活の基盤を安定させて、趣味の延長でもいいから、思い切り好きなことができたらなぁ。
好きなことを仕事にするのは難しい。
だけど私なりに、今できることと、これからやりたいことと、バランスよく両立させたい。
ただそれだけなのに。

こうして、私も今、恐らく最後になるであろう転職活動をしています。
早く落ち着いて、全てがうまく回ってくれたらいいのにな。



ホタルノヒカリ(10) (Kissコミックス)

ホタルノヒカリ(10) (Kissコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/10/12
  • メディア: Kindle版


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